野良日記:豆とアマランサス(2020年6月)

2020年6月は、あずき、大豆、丹波黒豆、雑穀のアマランサスの種蒔きをしました。仕事が忙しい時は晴れて、畑に行きたい時は雨、なかなか思うように種蒔きが進みませんでした。7月に入ってからも、大豆、あずき、アマランサスの種蒔きは現在進行中です。

大豆の自給率が年々上がってきました。昨年は、1年分の味噌と納豆をまかなえる量(約15キロ)を収穫できました。豆は保存性が高いところが好きです。6月20日の夏至に蒔いた大豆は、7月中旬でこんなに大きくなりました。

自然農

こちらはあずき。あずきとあずきの間は、雑草です。こうしておくと、箱根の山からの強風にも耐えられます。傾倒を防ぐにはこの方法が一番手間がかからないと思っています。昨年は、ここに里芋を植えていたので、掘り忘れた里芋がちょこちょこ一緒に育っています。

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今年初めて栽培する雑穀のアマランサスです。128穴のセルトレーで育苗し、畑に定植しました。アマランサスは、紀元前5000年から3000年には、アンデスの山岳地帯で栽培されていました。江戸時代に日本にも伝来しました。アマランサスには、米、小麦に不足している必須アミノ酸のリジンが特に豊富で、タンパク質、脂質、ミネラル、食物繊維のいずれも、雑穀の中で群を抜いて多く含まれています。殻がないので、実を落とせばすぐに食べられるのも嬉しい。アレルゲンを持たないため、アレルゲン穀物の代替食としても貴重な作物です。(参照:育てて楽しむ雑穀 栽培・加工・利用 郷田和夫著

雑穀

この苗からは想像できないほど、派手な赤い実をつけるらしいアマランサスです。楽しみです。

雑穀

2メートルくらいに生長し、傾倒しやすく、実に土がつくと取り除くのが面倒らしいので、台風の季節の前には対策を考えたいと思っています。

雑穀

畑にある雨水を貯める貯水槽。今年は、ものすごい量のオタマジャクシがいます。水草もいつの間にか気持ちよく生えていて、とてもいい感じの水槽になっています。早くカエルになって、畑の虫をいっぱい食べに来て欲しいです。畑のカエルって小さくてとってもかわいいのです。

7月は、雨が多く作業が進まなそうです。草の勢いも良く、これから暫くの間は草刈りがメインになりそうです。すでに日焼けで肌がチリチリ痛むようになってきましたので、アントシアニンを豊富に含む食べ物を食べて皮膚を守り、この暑い夏を乗り切ろうと思います。大量の汗とともにマグネシウムやミネラルが体内から流れ出るのを防ぐために、しばらくはカフェインを多く含む珈琲とお菓子などの糖分を控えて過ごそうと思う今夏です。畑を始めて、自分で食べるものを作り始めてから感じるようになってきたのですが、人間の体はすごく繊細で、食べたものの影響がすぐに出るなぁと関心している今日この頃です。